以下は今から12年も前に僕がblogに書いた文章(の一部)。

地球全体をひとつの「系」とするなら、間違いなく状態変化は不可逆である。エントロピーはしばしば「乱雑さ」と表現される。地球上からその乱雑さを減らそうとすると、担当者のエントロピーは増大する。もちろん、減少した分以上に、である。そのエントロピーの増大を元に戻そうとしても、今度は熱源のそれが増大する。強引に結論づけるなら、それは地球資源の不可逆的消費に相当する。

つまり人間である限り、誰もエコロジーを唱える資格はないのである。

この考え方はその後もずっと変わっていない。いや、今日までは変わっていなかった。というか、こんな世の中を斜にしか見ていない考え方と、それを訳知り顔で語るような愚行は、今日を限りに捨てようと強く思ったのだ。

そのきっかけとなったのが、ムヒカ大統領のスピーチ。もうね、鳥肌が立ちましたよ。